ろっけん通信vol.08
商店街を通ったら
「お買い物の用が無くても、ちょっと遠回りをしても、商店街を通りたい」。これは“おばあちゃんの原宿”として親しまれている巣鴨地蔵通商店街、木崎理事長の言葉です。
店構えや通りは古くさくても、商店街にはそこで暮らす人々の生活やぬくもりが染み込んでいます。三百六十五日、毎日食べている白いご飯がいつでも美味しいように、商店街の持つ庶民性に飽きが来ることはありません。だから「今日もあそこに行ってみよう」、「ここしばらく行っていないから行ってみよう」という想いにかきたてられるのでしょう。
商店街を通ったら、いつも声を掛け合う仲間に会えた。普段会ったことのない人と挨拶を交すことができた。色んな人たちとの話を通じてまちの話題を知ることができた。たくさんの笑顔に出会うことで自分自身も元気になった・・・。
おしゃれなショッピングセンターではなかなか見ることのできない、このような場の提供が、まちの生活に根付いた商店街に向いているのではないかと考えています。
“日常”を賑やかに
まちの人たちに自己表現の場を提供する「駒ヶ林駅でたとこフリーマーケット」、地域の子どもたちを主役とした「三国志ねぶた祭り」、伝統ある有馬の協力を得て実現した「六間道盆踊り大会」、遥か南国の楽器スティールパンの音色をまち全体に響かせる「ラテンミュージックストリート」などなど、多岐に渡るイベントの積み重ねと広報で、六間道にも遠隔地からたくさんの集客がありました。
そんな経験を踏まえた上で、六間道の掲げるこれからの目標は、現在の商店街を構成する各店が頑張れる「ゆったりした日常の人通りづくり」。この夏できたばかりの地蔵堂がこの目標の達成に早くも役立っています。現在は商店街一杯に「一願成就」の幟が上がり、暮れにはオリジナルカレンダーの製作も。
六間道商店街を通った折には、そのちょっとした変化にも注目してみてください。
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