ろっけん通信vol.01
六間今昔ものがたり
明治四十一年西尻池、駒ケ林野田の耕地整理に始まり、近傍の兵庫の重工業の躍進と共に、六間道商店街は西新開地の中心商店街として発展してきました。昭和三十年には市内初の本格的なアーケードが設置され、商店街としての絶頂期を迎えます。「六間道」の名前が示すとおり、幅十メートルを超える広い道幅を持つ商店街が、「肩をぶつけなければ歩けない」状態だったというから驚きです。
六間道といえば映画館というイメージもあったようです。平和劇場、昭和館、繁栄座という三軒の映画館が立ち並び、どの館も二重、三重の立ち見ができるほど大人気でした。
あの「鉄人28号」「三国志」の作者、横山光輝先生も、映画会社勤めの時代にこれらの映画館に立ち寄っていたと自身の漫画で語っておられます。
阪神大震災の店舗被害は比較的軽く、早期に営業を再開することで長田の人の生活を支えました。六年前には商店街内に神戸市営地下鉄海岸線「夢かもめ」駒ヶ林駅が開設。駅から「でたとこ」商店街として、新長田の賑わいづくりに奮闘しています。
シンボルはお地蔵様
商店街の中ほどに鎮座する八家地蔵尊には、健やかな子供を授け、人々の健康を守ってくれるという言い伝えがあります。健康づくりは歩くことからはじまり、お地蔵さまへの毎日の参拝が、まちの人の健康を支えてくれたのかもしれません。
イベント時に催す「どこでも足湯」に浸かって足元からリフレッシュ。花と緑に彩られたベンチもあるので、ゆったり散策・お買物が楽しめます。目指すのは「歩けば元気が出る商店街」。誰でも憩える心地よい空間づくりに邁進する六間道を、今年も是非ご贔屓に!
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